ウォーキングやランニングのダイエットが続かないあなたの6か条

ウォーキングやランニングのダイエットが続かないあなたの6か条

運動が嫌いだったのに続いている方たちの
行動パターンを6つ、順番に解説していきます。

 

6つの行動パターン(6か条)

走り続けない・歩き続けない

あなたは有酸素運動というと
「一定時間、常に同じペースで動き続けなければならない」
と思っていないでしょうか?

 

例えば、
1時間一定のペースでウォーキングし続けた場合と、
そのウォーキングの途中にカフェで休憩した場合とでは、

 

ウォーキングしている時間・ペースが同じであれば
計算上脂肪燃焼量はほとんど変わりません。

 

「動き続けなければならない」と誤解していた方は
運動を「何かのついで」「どこかに行くついで」にでも
やってみてはどうでしょうか。

 

そしてランニングに挑戦してみたいけど、
どうしてもハードルが高いと思っている方、
ランニングも楽しいですよ!

 

何しろウォーキングよりも消費カロリーが高いので、
断然成果が出やすいですし、
性格にもよりますが、達成感や充実感も得られます。

 

ですが、普段から運動をほとんどしていなかった方や
ウォーキングしかしていなかった方にとっては、
最初のうちはキツいかもしれません。

 

一度「キツい」「ツラい」というイメージを
持ってしまうとなかなか続かないものです。

 

そんな方におすすめなのは、
「走り続けないランニング」です。

 

ちょっと走ってみて疲れたら、
歩いてしまえばいいのです。

 

「「ちょっと息があがってきたな」
「ちょっと辛くなってきたな」

 

と思うがままに、自由に歩いたり走ったりを繰り返しても、

 

同じ距離のウォーキングをするよりも
消費カロリーは当然高くなります。

 

しかも時間だって短縮できるのです。

 

それか、もしくは「あそこお信号まで走って
次の角までは歩こう」などルールを決めて
ゲーム感覚で行うのも一つの方法でしょう。

 

このようにして無理のないスタイルで、
ウォーキングに少しずつランニングをプラスしていくと、

 

自然と走っている時間を長くすることができ、
最終的には最後まで走れるようになります。

 

ランニングに挫折してしまう方の多くは、走
り続けなければいけないと思い、

 

辛いなか、頑張りすぎてしまい、
ランニングが嫌いになってしまう
といったパターンが多いのです。

 

気がついたら、いつの間にか
長い距離を走れるようになっていた!
そんな形で成功できたら最高ですね。

 

2つのコースを作る

さあ、ちょっと走れるようになった、
または定期的にウォーキングができるようになってきた

 

という方におすすめなのが、
この「2つのコースを作る」という方法です。

 

ウォーキングやランニングを実践する場合、
大抵は家からスタートうることになると思います。

 

そうすると、こっちの道を行くと信号が少ないとか
景色がいいとか、
道幅が広いので走りやすいとか・・・

 

そういったあらゆる要素から、
自分の家を拠点にした
「ホームコース」ができ上ってくると思います。

 

そのような「ホームコース」と1つではなく、
必ず「長いコース」と「短いコース」の
2パターン作ってください。

 

これはなぜかというと、

 

「今日はちょっと行く気がしないなぁ〜」

 

「寒そうだなぁ〜」

 

あまり時間がないしなぁ〜」

 

といった理由から、

 

「走るのをやめてしまおうかなぁ・・・」

 

という日でも、短いコースを設定しておくと、

 

「長いコースは厳しいけど、
短い方のコースなら行けるかな?」
という失敗体験になる可能性を低くしてくれます。

 

ちなみに私も2つのホームコースを決めています。

 

私の場合はランニングですが、
10キロのコースと6キロのコースを設定しています。

 

10キロのコースは1時間弱を要します。

 

しかし、6キロなら30分程度です。

 

「今から1時間はキツいなぁ〜、
なら今日は6キロコースにするか」と
言って短いコースにすることは日常茶飯事です。

 

もし全く走らなかったら後悔もしますし、
なんとなく罪悪感やモヤモヤした
気持ちが残ってしまいます。

 

忙しくて時間が作れずに、短いコースになっても、
「やっぱり行かないで仕事をしていれば良かった」と

 

後悔したことは一度もないですし、
「忙しい中でもランニングに行くことができた」
という小さな成功体験も得ることができています。

 

生活のパターンに入れる

有酸素運動を継続できいる人のほとんどが、
生活の中において完全に習慣化されています。

 

つまり、自分のライフスタイルに合った
無理のないところで有酸素運動を
行っているということです。

 

あなたは、どの時間帯やタイミング
が合っていると思いますか?

  • 朝の出勤前に行う
  • 通勤や通学のコースで歩く距離を長くする
  • 昼休み近くのスポーツクラブに行く
  • 帰宅後すぐ、シャワーを浴びる前に行う
  • 火曜日と金曜日、週末だけなど、曜日を決めて行う

 

あなたにとって一番負担のないところで行うと
スムーズに生活習慣、生活パターンの中に入っていきます。

 

そうなったらほぼ成功したも同然です。

 

最初からどのパターンで行うのが一番心地よく、
また負担がないのかはわかりません。

 

まずはいろいろと試してみてください。

 

「朝、出勤前なんてありえない!」と豪語していたのに、
一度ためしてみたらいつの間にか、

 

「朝、走らないと体が目覚めないんだ」と言って、
はまっていった方を何人も見てきました。

 

何事も試してみないことには始まらないのです。

 

 

スポーツとして取り入れる

これは文字通り、有酸素運動を
スポーツ(競技)として考える、
とり入れるというものです。

 

例えば、ランニングも「マラソン大会に出る」という
スポーツに切り替えることで、
ダイエット以外の目標が明確になります。

 

自転車に興味があれば、
今流行のトライアスロンに
チャレンジするのもいいかもしれません。

 

スポーツとして取り入れた場合のメリットは達成感です。

 

私は近年、これだけマラソン大会が
全国各地で盛んになった理由の1つが、
これにあると考えています。

 

一度はフルマラソンにチャレンジしてみたいと思っていた、
それがやっと叶い、そして完走できた!
大きな達成感が得られます。

 

また走りたい、でも、もはや完走するだけで
は同じレベルの達成感は味わえなくなっています。

 

そうすると、今度は少しハードルを上げて
5時間を切ってみよう!
などと、タイムに目を向けるようになります。

 

そのようにして人はより興奮する達成感を求めていきます。

 

スポーツにはそんな力があるのです。

 

すべてのスポーツは安静にしているときよりも
多くのカロリーを消費します。

 

  • 何が良いのか?
  • 何が効果的なのか?

というよりも、
自分がはまるスポーツの出会えることの方が
大切ということですね。

 

それに出会えた人は、
みんなダイエットに成功しています。

 

学生時代に部活をやっていたスポーツでも良いと思います。

 

友達がやっているスポーツに
チャレンジしてみるにも良いかもしれません。

 

まずは試してみてください。

 

どのスポーツでもダイエットも、
お腹が凹むことにつながります。

 

体重を測らない

有酸素運動を頑張った後、
すぐに体重計に乗っていませんか?

 

まず、この行為をやめましょう。

 

何だか矛盾しているように感じるかもしれませんね。

 

体重70キロの男性がフルマラソンを
走った際に減少する体脂肪の量は約400グラムです。

 

ただし、水分量が大幅に減るので、
体重自体は一時的にもっと減ります。

 

フルマラソンで、たったその量なのです。

 

ということは、日々のウォーキング1回で
減る量は微々たるものです。
(もちろん、その積み重ねで初めて成果がでるのですが)

 

1回1回測定して、その1回で、
もし体重が減っていたとしても、
そのほとんどは水分が減った分です。

 

ですから、昨日は何グラムしか減らなかったなど
と一喜一憂し、その成果に踊らされるのは、
懸命とは言えません。

 

もちろん、そのことを分った上で日々
体重を記録することにより、

 

食事や生活における意識レベルが上がり
結果につながるケースも多々あります。

 

 

私もダイエットに対し、「測る」という行為自体によって
自分はダイエット期であるという意識を高めるために、

 

毎日高めてもらうために、
毎日測定することが実際にありました。

 

ですが、単純にどのくらいの体脂肪が減ったのかを
記録することが目的なのであれば、
1カ月に1回程度の測定で十分です。

 

誰かと一緒に行う

実は、運動を一人で行っている人よりも、
誰かと一緒に行っている人の方が、
継続率が高いのだそうです。

 

これだけ多くの方が運動を継続できないと悩んで中で、
誰かと一緒に運動をしている人は、

 

継続率が80%以上にも達するという
調査結果があるぐらいです。

 

 

一口に「誰かと一緒に」と言っても、
いろいろなパターンがあります。

 

まず、最初に思い浮かぶのが、
配偶者や兄弟、姉妹、両親、友人などと

 

一緒にウォーキング、ランニングする
ということだと考えられます。

 

 

次に考えられるのが、
サークルやスクールに入るという方法です。

 

 

最近はSNSも充実してきていますので、
自分がランニングしていることを

 

ブログやフェイスブックにアップしたり、
ネット上の友人同士で距離を競ったりなど
といったことも行われています。

 

 

また、スポーツクラブにおいては、
1人でウエイトトレーニングやエアロバイク、
トレッドミルなどを行っている人よりも、

 

スタジオでグループエクササイズを
行っている人の方が退会率が低いです。

 

 

それに「私は一人が気楽!」という方でも、
自分がしていることに共感してくれる人がいたり、

 

さりげなくエールを送ってくれる人がいたりすることが、
頑張れている一つの要因になっています。

 

 

私の知り合いに「60歳を過ぎて
フルマラソンに出続けているのには、
人にすごいわねぇ〜って褒めてほしいから」と
おっしゃる60代の女性がいます。

 

初対面の方に「私フルマラソンやってるのよ」というと、
たいていの方が「すごいわねぇ〜」と驚いてくれるそうで、

 

「この歳ですごいと褒めてもらえる機会なんて
めったにないから嬉しくて!だから今でも頑張っているの」
と素直に話してくださいました。

 

何となくその気持ちがわかるような気がします。
この方も、1人で運動しているのではないと
言えるのではないでしょうか。